素行調査に強い探偵事務所の選び方は？

『マッチングアプリで知り合った相手の行動が怪しい』
『不審な行動のある社員の実態が知りたい』
『単身赴任中のパートナーの生活ぶりを確認したい』
『子供の帰宅時間が遅い。交友関係が心配。』

このように「特定の人の素行について詳しく知りたい」というときに頼りになるのが「素行調査」です。素行調査を行うことによって、あなたには見せない対象者の裏の顔を知り、トラブルを未然に回避できる可能性があります。

でも初めて素行調査を依頼するとなると、「どこまで調べてくれるんだろう」「どの探偵事務所を選べばいいのかな」など分からないことも多いですよね。

というわけで、今回は素行調査の基本情報と調査を依頼する探偵事務所選びのポイントをご紹介していきます。

• １．素行調査とは
• ２．探偵事務所選びのポイント
• ３．おすすめ探偵事務所ランキング
• ４．探偵事務所の詳細情報

素行調査とは

素行調査は、浮気調査や身辺調査と違い、なんとなく怪しいけど具体的な行動や場所、時間の心当たりがない場合に、対象者の平素の行いを調査することが可能です。

対象者が「いつ」「どこで」「だれと」接触し、どのような行動をとっているのか、リアルタイムな情報を入手し、実態を確認することができます。

どんなことを調べられるの？

素行調査は張り込みや尾行を中心とした調査内容となります。

・いつどこで何をしているかの行動の実態
・職業、勤務先、交友関係など現在に関すること
・行動のパターンや趣味趣向など調査内で得られること

これらを調べることによって、将来起こりうるトラブルを未然に防ぐ、もしくは最小限に抑えることが可能です。また、氏名や家族構成などの基本情報、職歴・学歴・結婚歴など過去に関することも併せて調査可能なので各探偵会社に相談ください。

素行調査の例

素行調査の代表的な活用事例は以下の３つになります。

① 交際相手や婚約者の生活実態を確認したい

近年マッチングアプリや婚活パーティーなどで出会い、恋愛から結婚に至るケースが増加しています。しかし一方で、「相手の素性が分かりにくい」「ちょっと怪しい」という理由から、相手と安心して交際を続けるために素行調査を依頼する人が増えています。
結婚歴はないか、借金はないか、仕事面での将来性などを調べることで、相手への気持ちを新たにするきっかけになったり、実は相手が既婚者で不倫に加担していたという事実を知るケースもあります。

② 単身赴任中のパートナーの生活ぶり

パートナーが単身赴任中の場合、「赴任先で浮気しているのでは？」と不安になる方も多いですよね。浮気をしていないか調査するには、まずはパートナーが赴任先でどんな生活を送っているのか調べることが大切です。
素行調査では、張り込みや尾行をしながらパートナーの普段の生活の様子を詳しく知ることができます。

③ 従業員の勤務実態や不信行動の確認

「あの従業員がなんだか怪しい」と感じているときに素行調査を依頼した場合、「ライバル企業に情報を流している」「営業活動で外回りをしていると偽って遊びまわっている」などといった事実が明らかになる可能性があります。

素行不良の従業員を雇い続けておくことで会社の利益を損なわないようにするために、素行調査を依頼する経営者の方が増えています。

素行調査にかかる費用は？

素行調査の料金体系は、主に3つのパターンがあります。

時間報酬制

「探偵の時給×人数×調査時間」で計算される一番わかりやすい料金体系です。探偵一人あたり1時間約5000円～8000円程度の報酬が相場となっています。

成功報酬制

調査の目的が達成された場合にのみ費用が発生するプランです。調査が空振りに終わってしまっても費用がかからないため、安心して依頼することができます。ですが成功報酬とは別に依頼への「着手金」を請求する探偵事務所も多いため必ずチェックしておきましょう。

パック料金制

15時間パック、30時間パックというように、あらかじめ調査時間が確保されている料金体系です。時間料金制よりも安く設定されている場合がありますが、調査が早く終わっても料金は変わらないので注意が必要です。

素行調査を依頼する探偵事務所選びのポイント

素行調査の依頼をしたい場合、基本的には探偵事務所を利用するのがおすすめです。失敗しないための探偵事務所選びには4つのポイントがあります。

① 信用できる探偵事務所か

調査が不十分で終了することや調査後に高額請求されるというトラブルが発生してしまうケースもあるようです。悪徳業者を見極め、信頼できるところを探すポイントをご紹介します。

探偵事務所が実在しているか

ホームページなどに記載された住所に事務所があるか、実際に現地を確認したりマップで調べたりして確かめましょう。
事務所ではなく、喫茶店やファミレス等での面談を提案してくる場合は注意が必要です。

探偵業届出証明書があるか

探偵業を行う上で「探偵業届出証明書」が必須になります。この許可を得なければ開業することはできません。
事務所やホームページに掲示されているか確認しましょう。

過去に行政処分を受けていないか

証明書番号がわかっている場合、各都道府県の県警ホームページで行政処分を受けた事務所の証明書番号を確認することができます。

② 調査力はあるか

確実に結果を出してくれる「調査力」は大切なポイントです。

報告書のサンプルを確認する

調査報告書は、裁判や慰謝料請求などの場合に重要な証拠になるものです。
調査報告書をみるときのチェックポイントとして、
・行動や時系列が詳細に記載されているか
・写真や動画はさまざまな角度から鮮明に撮影されているか
・事実に基づいているか
などがあります。報告書のサンプルはホームページや相談時に確認できます。

③ 料金は明確か

探偵に依頼する要素として「調査費用」があげられます。

費用は適正か

探偵事務所によって調査料金は違いますが、追加費用や成功報酬がプラスされるのかなど費用を明確に掲載している事務所を選びましょう。
無料で見積もりを出してもらい、不明点は徹底的に確認しましょう

キャンセル料を事前にチェックする

調査をしようと思ったけれど何らかの事情でキャンセルすることもあるかもしれません。
キャンセル料が発生するタイミング・料金は契約前に確認しましょう。

④ サービスの質はどうか

調査方法の説明や料金の仕組みが分かりやすく丁寧なことはもちろん、調査体制やアフターケアの充実度も選ぶポイントになります。

十分な体制が整っているか

調査方法の説明や料金の仕組みが分かりやすく丁寧な方が安心できますよね。
また、指定日時に調査してもらえるのか、即日の相談や、土日祝も対応できるかも確認しましょう。小規模な探偵事務所では人員が足りず、希望通り対応してもらえない場合があります。

アフターケアが充実しているか

調査結果次第では、精神的ダメージが大きかったり、法的手続きが必要になったりするかもしれません。
専門のカウンセラーが在籍している探偵事務所では、心のケアや関係修復のカウンセリングを行ってくれます。